木と絹と光のあいだで ― 組子細工に触れた一日
二ツ井のまちで、地域のものづくりに出会う
先日、秋田県能代市二ツ井町の「絹と木と土」で開かれたイベント「木と絹と光のあいだ。」に、インドネシア出身の6名と日本人2名、あわせて8名で参加しました。主催は、能代市で木工を手がける株式会社大栄木工さん。オリジナルの組子細工を体験したあと、コーヒーとお菓子をいただきながら、シルクの手触りや時間とともに移ろう光を楽しむプログラムです。
今回は、能代市の多文化共生プロジェクトの一環としての参加です。木材のまちとして知られる能代で、外国から来たメンバーが地域の木工に直接触れる。そんな機会になりました。
釘を使わず、木を組み上げる
体験したのは、釘を使わずに細い木を組み合わせて模様をつくる伝統技法「組子」。テーブルには、箱に仕分けられた木のパーツと、組み方を示した図面が並びます。
まずはスタッフの方が、実際に手を動かしながら組み方を説明してくれました。言葉だけでは伝わりにくい角度や順番も、目の前で見せてもらえば分かりやすい。参加者は図面と見比べながら、ひとつずつパーツをはめ込んでいきます。

手元に集中する、静かな時間
決められた角度で、決められた順番に。うまくはまらずに組み直す場面もありましたが、いつの間にかおしゃべりの声はやみ、それぞれが手元に集中する時間が続きました。

コーヒーとチーズケーキで、ひと息
組み上がったあとは、二ツ井「マジックアワーコーヒー」のスペシャルティコーヒーとバスクチーズケーキをいただきながら、ひと息。会場には、シルクを使った作品や、大栄木工さんが現在開発を進めている新作の照明・ランプシェードも展示されており、光の当たり方で表情が変わる様子を間近に見ることができました。
完成した組子を手に
最後は、完成した組子のコースターを手に記念撮影。手のひらにのるサイズの中に、細い木が幾重にも重なった模様が浮かび上がります。
