秋田・能代で活躍する優秀人材を育成! 地域の人事部「COCORO」がインドネシアで「COCOROクラス」を開校
この度、能代市で展開する地域の人事部『一般社団法人COCORO』は、日本への渡航を控えたインドネシアの人材を中心とした「COCOROクラス」の開校式を、現地インドネシアにて2025年11月12日に開催し、新たな取り組みをスタートさせました。
開校式には、COCOROの代表理事、清水企業の清水 靖 代表取締役社長、同じく代表理事の大森建設、大森 啓正 専務取締役が参加したほか、地域の人事部事業の補助事業者として参画しているBNGパートナーズの大山 洋介 取締役COOも出席し、本事業への期待と決意を新たにしました。

COCOROクラス開校の目的と意義
本クラスの最大の目的は、日本(秋田・能代)に来ることが決まっている方が、事前に日本での生活や仕事でスムーズに活躍できるように準備を進めることです。渡航前から地域社会への適応を促し、即戦力として力を発揮するための支援を、以下の3つの柱で集中的に行います。
- N3までの日本語学習支援: 日本語能力試験N3レベルまでの習得を目指し、仕事や日常生活で困らない日本語力を身につけます。
- コミュニティ形成: 同期となるメンバーや、既に秋田・能代で活躍している先輩との連携を深める場を提供し、来日後の安心感を醸成します。
- 地域連携のオープンチャット運営: 雇用主や地域住民との関係性構築につながる交流の場を設け、円滑な受け入れ体制を築きます。
現在、国内の人材不足対策として外国人材の受け入れが進んでいますが、単に人数集めに走ってしまうと、日本語を話せない外国人だけのコミュニティが形成され、そこに日本人との間に壁ができてしまうという課題が、外国人材受け入れ先進地においては大なり小なり生じています。
このCOCOROクラスでは、入口の段階から日本語能力が高い人材を集め、行政機関(能代市)と連携して日本人と外国人材が交流できる環境を整えます。そして、日本語を共通言語とするコミュニティを形成することで、企業、地域住民、外国人材の三者が共に発展できる「三方良し」の取組になることを目指しています。
今後の展望
一般社団法人COCOROは、この取り組みを通じて「秋田・能代で活躍したい!」という高い意欲を持った優秀な外国人材を多く集め、彼らが地域で定着・活躍するための支援を強化してまいります。
COCOROが推進役となり、秋田県、そして能代市が「外国人材から選ばれる地域」となるためのプロモーション活動にも積極的に取り組み、地域経済の活性化に貢献してまいります。