外国人材・外国人労働者人材の受入数が低い秋田県
全国的に、人口減少に伴う人材不足が課題となる中、外国人労働者の雇用は伸び続けており、国内の在留外国人数は、コロナ期を除いて増加し続けています。
こうした中、秋田県は全国47都道府県で外国人材・外国人労働者の受入数が最も低く、地域における外国人材・外国人労働者の雇用に対する知見や経験が不足している状態です。
出典:令和5年末現在における在留外国人数について | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
出典:別添2「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和5年10月末時点)|厚生労働省
能代市の状況
令和5年度における能代山本管内における平均有効求人倍率(能代)は1.76倍で、秋田県平均、全国平均と比較してもかなり高い数値です。ここ数年、有効求人倍率は高い状態で推移し続けており、人材不足が深刻な地域となっています。
また、秋田県全体の傾向と同じく、外国人材の活用は進んでいない状況です。
地域の人材不足については、それが理由で仕事の受注を断らざるをえない等の機会損失にもつながっており、喫緊の対策が求められています。
このような背景を受け、市内企業が中心となり、県外企業の協力を得ながら、外国人材雇用の促進と定着にむけた取組をスタートさせました。